この投稿は ”食” にまつわる様々な話題について 記事にしていっています。
今回の題材は 野菜の種類、今が旬の冬野菜 カブです。
(1)その由来
(2)栄養と効能
(3)蕪の保存の仕方のポイント
(4)蕪にまつわる縁起 や言い伝え
について、ご紹介していきます。
蕪の由来
蕪(かぶ)は 丸く大きな根が 頭(かぶり)に似ていることから その名が付けられたと言われています。 小さいものは すずな とも呼ばれ 春の七草のうちの一つです。ちなみに 春の七草の すずしろ とは大根のことです。
蕪は、日本でも古くから栽培され 各地で多様な 栽培品種がうまれた野菜です。

寒い時期ほど甘みが強くなって 葉も柔らかく食べられます。寒冷地での栽培にも適しているので 中国地方でも 冬場に 広く栽培され、山陽地域では 白カブが、山陰地方では 赤カブが よく栽培される傾向があるようです。
栄養と効能
カブは 大根と よく似た 栄養素や効能を持っています。
主に 抗酸化作用があり 老化防止に役立ちます。そして 消化酵素が多く含まれています。
大根より甘くて柔らかい 繊維質感 なので料理によって使い分け 食感や 奄美 彩りを楽しんで 食事を楽しむといいでしょう
大根の栄養成分や効能などはこちらをご覧ください
「健康の味方!大根の 栄養と効能」
カブも 大根と同様に 葉にも栄養がたくさんあります。
保存のしかたのポイント
カブを保存する時には 注意することがあります。葉をつけたまま 放置しておくと 数日ですぐにしなびてしまいます。
他の根野菜にもいえることですが、根と 葉の部分を 切り分けて保存しておくと 良いですよ。葉が水分を吸って 主役の根の部分を 乾燥させてしまうので、持ち帰ったら なるべく早く 下処理をしてあげることで 美味しく食べられますよ。
カブは縁起の良い食べ物
煮炊きをしても美味しいですし、生食や 漬物でも美味しく食べられる 蕪。
お正月料理の 紅白なます や 菊花蕪に代表されるように 華やかな縁起物 としてのイメージがある野菜です。
その丸みを帯びたかたちと 根が末広がりに張ることから、家庭円満や 繁栄の象徴とされています。カブを食べると運気が上がる「かぶら運」という言葉があるほどです。また、株 と発音が同じこともあり、商売人や投資家からも 商売繁盛や 資産増加の象徴 とされてきました。
さらに、山陰地方の赤蕪は 魔除けの力があるとされ、無病息災を願う食べ物として伝えられてきました。
栄養もあって縁起も良い野菜の 蕪。今が旬の時期ですから、積極的に食べてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき ありがとうございました。
