アフターコロナ、ポストコロナといわれるなか、通常の生活が戻ってきました。飲食店にとっても新たな事業の施策が必要になってきているのではないでしょうか。
大きな事業展開に使える施策として、事業再構築補助金についてその概要を簡単にご説明します。

ポストコロナ・ウィズコロナの経済社会の変化をうけて、中小企業事業の再構築を支援するために令和3年度に設立された補助金です。

支援補助上限額が高いのが特徴です。
現在までに11回の公募が終了しています。

事業再構築補助金 公式サイト https://jigyou-saikouchiku.go.jp

この補助金は、事業者が現在の事業から新たな事業へと転換したり、新市場へ進出したりと、思い切った事業再構築の取り組みに対して補助されるもので、コロナの影響を克服したり、ポストコロナ時代へ対応した事業挑戦は重点的に支援されます。

ただし、現在の事業とかけ離れた事業への転換は申請も通りにくいです。例えば、居酒屋を経営していたのに脱毛サロンを出す、と言うような内容です。あくまでも、現在の強みを生かした新たな挑戦が求められます。
事業再構築補助金への飲食店の申請も少なくなく、事業展開に活用できる可能性は大いにあります。筆者は飲食店として事業採択されました。ご質問等あればお問い合わせフォームからお答えいたします。

採択率

過去の採択件数をみると、第一回の応募では、22,231者のうち 8,016者が採択(全国)、
第十回の応募では、10,821者のうち 5,205者が採択されました。第十回から売上高減少要件が撤廃されたことにより、ほぼすべての中小企業が対象になりました。
第11回応募では、9,207者のうち2,437者が採択されました。
採択率は増加傾向にありましたが、直近で減少に転じました。これは不正対策で採択方法の変更があったためだと思われます。

第12回公募でも変更点が複数あり、その時代にあわせて支援制度を変えている補助金といった印象になります。今回の変更点を挙げると、
・事前着手金制度が廃止
・コロナ債務を抱える事業者に加点措置 
などがあります。

また、重複類似案件の検知をAIを使って強化することや、採用後の報告データを分析に活用するなど事務局側の体制変更で、より厳正な審査が可能になるようです。

支援概要

補助額は、従業員規模によって 100万円~1億円、
補助率は申請枠により 1/3 ~ 3/4 です。

広島ではフラワーフェスティバルも5年ぶりの通常開催となり、今年はコロナ以前の賑わいが戻ってきました。
事業主の努力が必要なのはもちろんですが、中小企業支援施策も上手に活用して、飲食店から経営の発展を目指したいですね。

お店の検索

お店の特徴で検索

プロジェクトの概要


お問い合わせ先

ひろしま飲食店応援企画実行委員会
Mail:info@hirosuco.com